【S33 最終97位(R1988)】 真・上振れザシオーガ
こんにちは、かろんと申します。
ギリギリですが2度目の最終2桁を達成することができたので記事を書きます。読んでいただけると嬉しいです。
【結果】
TN:Mela! 最終97位(R1988)
【使用構築】
【コンセプト】
・攻め駒+クッションによるサイクルを行い、ザシアンor瞑想カイオーガを通す
・上記の動きが厳しい場合は、命の珠霊獣ランドロスによる崩しを行う
【構築経緯】
S29にほぼ同じ並び(カイオーガが突撃チョッキ型であることとヌオーの持ち物以外同じ)でレート2000及び最終2桁を達成したが、S30以降ザシオーガの通りが悪くなっていると感じていた。そこで、カイオーガを受けに来たポケモンや麻痺等の状態異常を入れてくるポケモンを逆に起点にできる残飯身代わり瞑想型のカイオーガを試したところ、構築にフィットしたので採用した。殴るだけ(+クッション)になりがちなザシオーガで、状態異常をカットしつつ受けを起点にできる性能がとても強かった。
【個体紹介】
カイオーガの型とヌオーの持ち物以外S29の記事(https://charonpoke.hatenablog.com/entry/2022/05/01/223234)と同じなので簡単に書きます。
ザシアン@くちたけん
ふとうのけん
197(236)-220(76)-136(4)-x-137(12)-191(180)
巨獣斬/じゃれつく/炎の牙/電光石火
A:11n・最低限の火力・HB特化サンダーが+2巨獣斬を確定で2耐え(メタモン意識)
S:準速スカーフウオノラゴン(75族)抜き
H:できるだけ高く
じゃれつくはサンダー・ウオノラゴン・ゼクロム等意識。
もう少し火力が欲しい場面もあったが耐久・素早さに振ったことでかなり使いやすかった。
相手のザシアンをきょじゅうざん+電光石火+ゴツメダメ(+α)で縛る動きが強かった。
カイオーガ@食べ残し
205(236)-x-132(172)-170-160-135(100)
熱湯/冷凍ビーム/身代わり/瞑想
H:身代わりのHPが51(ちきゅうなげを身代わりが耐える)
S:最速マンムー+3
B:余り(これだけ振ればトリトドンのA無振り地震を身代わりが耐える)
この型のカイオーガであれば技構成はこれでほぼ確定と考える。
上から身代わり・瞑想をする動きが強いと思ったので、耐久を少し削ってかなり素早さに回したが、もうすこし物理耐久が欲しい場面が多かったのでSを無振りサンダー抜きくらいまで落としてBに回しても良かった。(これをする場合防御に上昇補正をかける)
カイオーガを受けに来るトリトドン・ガマゲロゲ等をはじめ多くの鈍足ポケモンを起点にできる。(ただし、トドン・ゲロゲダイアースを積まれると突破が厳しくなるので一度引いて再展開する)
ナットレイも焼けば起点にできるので、対ナットレイは熱湯の試行回数を稼ぐことを心掛けて立ち回った。
サンダー@ゴツゴツメット
静電気
197(252)-x-150(252)-145-111(4)-120
暴風/ボルトチェンジ/熱風/羽休め
HB特化
クッション1。
熱風はナットレイ意識。
ザシアンをはじめとする物理アタッカーに後投げして削りを入れ、裏の圏内に入れつつボルトチェンジでサイクルを回す。
火力も低くなく状況次第ではダイマエースにもなってくれる。
役割対象が広くてとても使いやすかった。
ヌオー@オボンの実
貯水
202(252)-105-106(4)-x-128(252)-55
地震/欠伸/守る/自己再生
HD特化
クッション2。
カイオーガが重いので相手視点見え辛い対策枠として採用。
再戦以外では貯水が考慮されることはなく、ザシオーガに対してeasy winを量産してくれた。
霊獣ランドロス@命の珠
威嚇
165(4)-197(252)-110-112-100-157(252)
空を飛ぶ/地震/岩雪崩/草結び
※草結びのダメージを上げる為CもV
AS特化・陽気はホウオウ、ゼクロム等の最速90族意識
草結びは水地面勢意識。
最速は相手の最速90族(主にゼクロム)を抜くため。
崩し枠として優秀だったが、受けループにラッキー・ヌオーに加えてテッカグヤ等のランドロス受けを選出されると厳しかったので、一考の余地あり。
ポリゴン2@進化の輝石
アナライズ
191(244)-100-112(12)-125-161(252)-72
イカサマ/冷凍ビーム/電磁波/自己再生
※ダイアークのダメージを上げる為AもV
HD特化
クッション3。
電磁波はトリックルーム等と選択であるが黒バドのアスビに対して受けだした後ザシアン引き等に負荷をかけられるのが強い。
黒バドをはじめとする特殊禁伝や珠サンダーが重いので採用。
特性は火力重視のアナライズとしたが、ランドロス等に役割を持てるトレースも一考の余地あり。
【選出】
・対ザシオーガ
ザシアン+サンダー+ヌオー
・対ザシイベル
カイオーガ+ザシアン+サンダー
余りにもカイオーガの通りが悪い場合はランドロスを選出することを検討
・対ザシ黒バド
ポリゴン2+ザシアン+サンダー
カイオーガが通っている場合は選出することを検討
・対ホウオウ黒バド
・日ネク入り
カイオーガ+@2
・ゼクロム入り
ザシアン+ランドロス+@1
基本的にはこのように選出したが、相手の構築によっては違う選出をすることもあった。初手出し負けてもケアが効くような選出を心掛けた。
【きついポケモン】
・吹き飛ばしルギア
無理。最終日めっちゃ当たってほぼ負けた。
・瞑想ラッキー
大抵裏にザシアン受けとランドロス受けがいるので、カイオーガで崩すしかない。こちらも瞑想を積みまくったあと冷Bで凍らせてダイスト連打(or急所)で突破する。試行回数を稼げるので思ってたよりは勝てた。
【最後に】
レート2000から更に上に行くことを目標としていたので達成できず悔しいですが、禁止伝説2体ルール最後のシーズンで最終2桁と一定の結果を出せたことは嬉しく思います。
今後も自分のペースでポケモンと向き合い、成長していければと思います。
ルールが変わるのでレンタルパーティは公開しませんが、もし使いたい方がおられたらご連絡ください。また、感想や質問等あればそちらもどうぞご連絡ください。(twitter: @charonpoke)
最後になりますが、関わってくださった全ての方に感謝します。ありがとうございました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。