時間を測ることと諦めないこと

S29最終日午前3時ごろ R2000チャレの出来事です。

試合の状況は、以下の通りでした。

・お互いダイマ切り終わった状態で残り試合時間3分強 

・お互い1体ずつひんし(お互いのひんしポケモンのHP実数値の差は少なめと思われる)

・自分:貯水ヌオー(HP満タン)+裏にHP7割ほど残っている珠霊獣ランドロス

・相手:HP5割ほどのスカーフカイオーガ(零度が見えている、この時点で拘ってない)+裏にHP7割ほどのラッキー(こちらのランドの地震2発で縛れている)

この状況で、私はとにかくオーガを削ってHP割合有利を確保したかったので、絶対零度を避けてくれることを願いつつ相手のオーガに対して地震を選択しました。しかし、ここでオーガの選択してきた零度が当たってしまい、ヌオーが倒されてしまいました。相手は一回ラッキーを切ってカイオーガの拘りを解除し、熱湯などの水技でこちらのランドロスを上から縛ることができるので、この試合はほぼ負けであることは明らかかと思います。

しかしながら、私はここで相手視点見えてない可能性のある勝ち筋があることに気付きました。それは、時間切れの際の勝敗判定の仕様を利用することです。つまり、相手のポケモンを1体倒したうえで、私のポケモンの総HP割合が相手のそれを上回っているターンでちょうど試合が終わればこの試合に勝つことができるのです。そして、私はこうした状況を1ターンだけ作れることに気付きました。具体的には、相手が上記の動きをしてきた場合、以下のように時間を使いながらゲームを進めることでこれが可能となります。

1,少し時間を使ってランドロスを繰り出す(この時点で残り3分表示から数十秒経過したくらい)

2,45秒使って地震を選択→引いてきたラッキーを赤ゲージ手前くらいまで削る(この時点で残り試合時間1分30秒ほど)

3,次のターンも45秒使って地震→上からラッキーを倒す(この時点で残り試合時間45秒未満)

4,45秒待って適当に技選択して試合終了、勝敗判定に(こちらのランドと相手のカイオーガ、珠ダメもあって同じくらい削れていたが相手のラッキーがひんしだった為こちらが割合で有利)→判定勝ち

この試合は実際にこの流れに沿って進み、私は2000チャレを通すことができました。

私はランクマに潜る時はだいたい時間を測って対戦をしています。受けループを使っているわけではないため意味のないことのほうが多いですが、今回のように大事な試合でほぼ負けの状況でも時間を測っていたからこそ勝ち筋があることに気付いて、結果勝てることもありますし、それをこの試合を通じて改めて実感しました。もしこの試合に負けていたらずるずる溶かして前期2000達成できてなかったかもしれないと考えるとぞっとします。

最後に、これは自戒を込めて、という面が強いですが(たまに時間測るのをサボる時があるので)、時間を測ることと不利な状況でも諦めずに勝ち筋を追うことはかなり大事だ、ということを心に留めておこうと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

(※この記事はスカーフカイオーガに零度を採用することを批判するものでは全くもってありません。)