これまでの戦績

自分の備忘録的に...

 

第8世代(剣盾)

・最終2桁×4

・R2000↑×3(最終は2回)

 

買ってから少しだけやっててそのまま放置してた、S14から本格的にランクマ始める

S1~S6 最終5桁(S5のみ4桁)

S7~S13 休止

S14,S15 最終4桁

S16 最終635位(R1902)

S17 最終849位(R1844)

S18~20 最終4桁

S21 最終760位(R1919)

S22 最終292位(R2002)

S23 最終217位(R1981)

S24 最終242位(R1908)

S25 最終276位(R1913)

S26 最終314位(R1906)

S27 最終195位(R1943) ※最終日に瞬間R2001

S28 最終486位(R1876)

S29 最終72位(R2003)

S30 最終603位(R18xx)

S31 最終230位(R1903)

S32 最終155位(R19xx)

S33 最終97位(R1988)

S34 最終91位(R1970)

S35 最終93位(R1957)

 

第9世代(SV)

S1 最終1597位(R2064)

S2 最終495位(R2060)

S3 最終1132位(R2004)

S4 最終2630位(R1847)

S5 最終609位(R1955)

S6 最終891位(R1906)※最高R1986

S7 最終143位(R2000)※最高R2008

【S7最終143位(R2000)】パオラッシャカミ対面

こんにちは、かろんと申します。

S7の構築記事を書きましたので、読んでいただけると嬉しいです。

 

【結果】
TNかろん:最高2008最終193x
TNバイオレット:最高最終2000(最終143位)

 

【使用構築】

※レンタルは消すかもしれません。

 

【構築のコンセプト】
初手のカイリューorパオジアンで数的有利を取り、裏のヘイラッシャ(クッション+欠伸展開)とハバタクカミで詰め切る。

 

【構築経緯】
現環境ではサイクルを回すのが難しいと感じたため、対面的な構築を握ることにした。レギュC序盤は初手の飛行テラスカイリューで数的有利を取り、裏の2体で詰める動きが強いと考え、初手カイリュー+裏ヘイラッシャミミッキュという構築を使っていた。しかし、ミミッキュの火力が絶妙に足りず落とす試合が多かったので、ミミッキュを裏から出して第二のエースにもなれるブエナハバタクカミに変更。また、環境が回るにつれて飛行テラスカイリューの通りが悪くなっていると感じたため初手に出して数的有利を取りに行くポケモンとして鉢巻パオジアンを採用。さらに、初手にカイリューとパオジアンが出しにくい時の先発要員として襷テツノツツミを採用。最後に、テラスタルまで考えると初手のディンルーが重くまた毒菱展開がきつかったので、選出画面で相手のディンルーの選出を抑制でき、受け寄りの構築に強く出れるポイズンヒールキノガッサを採用。

 

【個体紹介】


カイリュー@ラムの実 飛行テラス 175(68)-204(252+)-115-x-120-124(188)
マルチスケイル
テラバースト/神速/地震/アンコール
A:特化、S:準速キノガッサ抜き、H:余り

初手に投げて雑にテラスタルを切るだけで強かったので採用。持ち物はキノガッサや欠伸展開に強く出れるラムの実。環境が回るにつれて通りが悪くなり、選出機会が減った(S7最終日の選出率は2割程度であった)が、優秀な特性や搦め手に刺さるアンコール等非常に性能が高いポケモンであると感じた。HPが削れていても神速で裏を縛れることがあるので安易に切らないように心がけて立ち回っていた。

 

パオジアン@拘り鉢巻 フェアリーテラス 155-189(252+)-109-x-85-179
災いの剣
氷柱落とし/嚙み砕く/テラバースト/氷の礫
A:特化、S:最速110族抜き、B:余り

カイリューが初手に出しにくい時の初手要員として採用したが、最終日はほとんどこのポケモンを初手に投げていた。超高火力で相手のポケモンを粉砕してくれた。テラスタルはテツノカイナ、コノヨザル、ミミッキュ等と対面したときに切っていた。一方で、テラスを残しておくと裏のヘイラッシャやハバタクカミを強く動かせる時があるので、その他のポケモンに対してはテラスタルを切るかどうかを慎重に考えて立ち回った。このポケモンについてもカイリュー同様HPがミリでも残しておく価値が非常に高いので、安易に切らない立ち回りを心掛けた。

 

テツノツツミ@気合の襷 ゴーストテラス 131-90-135(4)-176(252)-80-206(252+)
クォークチャージ
ハイドロポンプ/フリーズドライ/クイックターン/アンコール
CS極振り、余りB

カイリューとパオジアンが初手に出せないときに初手に投げる枠。打ち分けられるテツノツツミは考慮されづらく出した時には活躍してくれた。たまにドロポンを外すのはご愛敬。また、ミミッキュやパオジアンに対してクイタンからヘイラッシャを投げる動きが強かった。ゴーストテラスタルは神速・マッパ等に対するケアであるがほとんど切らなかったのでドロポンの火力を上げる水やハバタクカミに対して強く出れる鋼などでも良いのかもしれない。

 

ハバタクカミ@ブーストエナジー 水テラス 145(116)-x-93(140)-177(172)-156(4)-181(76+)
古代活性
ムーンフォース/シャドーボール/瞑想/身代わり
HB:キョジオーンの塩漬けを最高乱数切って身代わりが耐える、S:最速110族+3、C:できるだけ高く、D:余り

初手で荒らした後のスイーパー枠として採用。調整は前期結果を残した方の記事を参考にさせていただいた。身代わり+瞑想が偉く、不利な盤面から何度も捲ってくれた。構築単位で重めなサーフゴーに対しても、水テラスを切ることで抗うことができる点も優秀であった。

 

ヘイラッシャ@食べ残し 草テラス 257(252)-121(4)-180(228+)-x-86(4)-58(20)
天然
ウェーブタックル/欠伸/守る/身代わり
HB:できるだけ高く、S:ミラーやキョジオーン意識で無振り25族+3、AD:余り

パオジアンが誰も受からない為採用。最初は身代わりの枠を地割れで採用していたが、打つ機会があまりなかったため変更。身代わりのおかげでキョジオーンを完封できたり、ミラーの不毛な地割れの打ち合いを回避できたりと非常に強かった。また、相手がラス1でかつ数的有利を取っているまたはHP割合有利を取っている場合に、身代わりを出せる体力を残して欠伸を入れることができると守る(ここで相手が寝る)→身代わり(相手確定眠りターン)→守る(最速起きのターン)と選択することでHPを減らすことのないままTODをする動きが非常に強力であった。草テラスタルは弱点である電気と草に対して耐性をつけるために採用した。ただし、役割対象の飛行テラバカイリューやパオジアンが重くなってしまうので一考の余地がある。

 

キノガッサ@毒々玉 岩テラス 161(204)-151(4)-121(76+)-x-81(4)-118(220)
ポイズンヒール
空元気/キノコの胞子/身代わり/守る
HB:一致イカサマやヘイラッシャのウェーブタックルを身代わりが大体耐える、S:できるだけ高く、AD:余り

初手のディンルーが嫌だったので主に見せポケ枠として採用。このポケモンを採用した瞬間にディンルーがほぼ選出されなくなったので採用した価値は大いにあった。なお、調整は前期結果を残した方の記事を参考にさせていただいた(スノーさんの構築記事:https://snowpokemon.hatenablog.com/entry/2023/06/01/211701)。テラスタイプは恐らくノーマルの方が良い(変えるのが面倒臭かった&テラピースを消費したくなかった)。受け全般に非常に強力であったが、サーフゴーに何もできないので選出する時はそれに注意して立ち回る必要がある。

※スノーさんにリンクの掲載許可を頂きました。ありがとうございます。

 

【選出】

・基本選出:パオジアンorカイリュー+ヘイラッシャ+ハバタクカミ
7,8割はこの選出。
シーズン終盤になるにつれカイリューの選出が減りパオジアンの選出が増えた。

・パオジアンとカイリューどちらも刺さっていない場合はテツノツツミを初手に投げることを検討。

・受け寄りの構築や毒菱展開にはキノガッサを選出することを検討。

 

【最後に】
目標としていた最終2桁を取ることができず悔しいですが、9世代で初めて最終日の上位帯で戦うことができて少しだけ自信がつきました。また、R2008から日和らずに潜れたこと、結果溶かしてしまったが最後の最後で滑り込みR2000を達成できたことは素直に喜ぼうと思います。
また最終2桁、そして最終1桁を目標に頑張ります!
何か感想や質問等ございましたらどうぞご連絡ください。(twitter:@charonpoke)
最後になりますが、関わってくださった全ての方に感謝します。ありがとうございました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

【S35最終93位(R1957)】 対面イベダイナ

 

こんにちは、かろんと申します。

簡潔ですがS35の構築記事を書いたので、読んでいただけると嬉しいです。

 

【使用構築】

 

【個体紹介】

ムゲンダイナ@黒いヘドロ

241(204)-x-157(220)-166(4)-118(20)-158(60)

火炎放射/どくどく/コスモパワー/自己再生

 

イベルタル@命の珠

201-x-123(60)-183(252)-118-158(196)

悪の波動/デスウイング/熱風/身代わり

 

ザシアン@朽ちた剣

199(252)-191(4)-136(4)-x-169(148)-181(100)

巨獣斬/じゃれつく/電光石火/剣の舞

 

バドレックス(黒馬)@気合の襷

175-x-101(4)-217(252)-120-222(252)

アストラルビット/鬼火/光の壁/挑発

 

ゼクロム@弱点保険

175-202(252)-141(4)-x-120-156(252)

雷撃/逆鱗/ダブルウイング/竜の舞

 

ネクロズマ(日食)@万能傘

204(252)-178(4)-180(132)-x-130(4)-112(116)

メテオドライブ/地震/竜の舞/月の光

※S34は日食ネクロズマの枠をスカーフカイオーガにて使用

 

【構築経緯】

イベルタルダイマックスを受けきれるポケモンが現環境にはいないと考えたので採用。イベルタルで初手ダイマを切って数的有利を取った際の詰め筋としてコスモパワームゲンダイナを採用。これでは相手の後発ダイマックスが重いので、行動保障のある襷鬼火光の壁黒バドレックスと慎重HDザシアン採用。最後に受け構築を破壊するためのゼクロムとザシアンの初手投げを抑制するための日食ネクロズマを採用(この2体はほぼ見せポケで最終日は一度も選出しなかった)。

 

【構築の詳細】

イベルタルの初手ダイマ→行動保障のあるザシアン・黒バドレックス→コスモパワームゲンダイナ

イベルタルには初手の電磁波展開をとがめる為身代わりを採用し、またSを最速霊獣ランドロス抜きまで落として残りをBに振ることで火力のないザシアンに対しても初手ダイジェットから入ることを正当化した。(初手に火力のあるザシアンを投げられるのは厳しかったが、投げられなかった際のアドが大きく、この立ち回りをした方が全体的な勝率は上がると考えたので初手にほぼイベルタルを投げていた。)

イベルタルで初手ダイマをすることで相手の初手を倒す+2体目にダイマを強要し、それを行動保障のあるザシアンや黒バドレックスで流してからコスモパワームゲンダイナを出すことで有利な試合を展開することが可能となった。

 

イベルタルより速い初手展開要員に対するメタとしての初手黒バドレックス

最速襷ジガルデ等の初手展開要員をイベルタルで抜けていないため、それらに対するメタとして挑発を採用した襷黒バドレックスを初手に展開した。もし初手にイベルを出されたとしても光の壁から展開して裏に引く選択ができるようにした。

 

【選出】

・基本選出

イベルの初手ダイマを通す

イベルタル+ザシアンor黒バドレックス+ムゲンダイナ

 

・初手にイベルタルが出せないとき(初手襷ジガルデが濃厚な場合等)

挑発鬼火光の壁黒バドレックスから展開する

黒バドレックス+イベルタル+ムゲンダイナ

 

【結果】

S35最終93位(1957)

TN:The Blessing

 

S34最終91位(1970)

TN:ソード

※日食ネクロズマの枠をスカーフカイオーガにて使用/ザシアンの構成を少々変更して使用

 

【最後に】

最終1桁を目標としていたので達成できず悔しいですが、1900付近から全く勝てない中で潜り続けて最後連勝して最終2桁に残れたのは嬉しいです。また、ギリギリですが3シーズン連続で最終2桁に残れたことはかなり自信になりました。(それと同時に、最上位層との差も実感しましたが...)

9世代でも最終1桁を目標に自分のペースでポケモン対戦に向き合っていければと思っています。

何か感想や質問等ございましたらどうぞご連絡ください。(twitter:@charonpoke)

最後になりますが、関わってくださった全ての方に感謝します。ありがとうございました。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

【S33 最終97位(R1988)】 真・上振れザシオーガ


こんにちは、かろんと申します。

 

ギリギリですが2度目の最終2桁を達成することができたので記事を書きます。読んでいただけると嬉しいです。

 

 

【結果】

TN:Mela! 最終97位(R1988)

 

【使用構築】

 

【コンセプト】

・攻め駒+クッションによるサイクルを行い、ザシアンor瞑想カイオーガを通す

・上記の動きが厳しい場合は、命の珠霊獣ランドロスによる崩しを行う

 

【構築経緯】

S29にほぼ同じ並び(カイオーガが突撃チョッキ型であることとヌオーの持ち物以外同じ)でレート2000及び最終2桁を達成したが、S30以降ザシオーガの通りが悪くなっていると感じていた。そこで、カイオーガを受けに来たポケモンや麻痺等の状態異常を入れてくるポケモンを逆に起点にできる残飯身代わり瞑想型のカイオーガを試したところ、構築にフィットしたので採用した。殴るだけ(+クッション)になりがちなザシオーガで、状態異常をカットしつつ受けを起点にできる性能がとても強かった。

 

【個体紹介】

カイオーガの型とヌオーの持ち物以外S29の記事(https://charonpoke.hatenablog.com/entry/2022/05/01/223234)と同じなので簡単に書きます。

 

 

ザシアン@くちたけん

ふとうのけん

197(236)-220(76)-136(4)-x-137(12)-191(180)

巨獣斬/じゃれつく/炎の牙/電光石火

A:11n・最低限の火力・HB特化サンダーが+2巨獣斬を確定で2耐え(メタモン意識)

S:準速スカーフウオノラゴン(75族)抜き

H:できるだけ高く

 

じゃれつくはサンダー・ウオノラゴン・ゼクロム等意識。

炎の牙はナットレイヌケニン意識。

もう少し火力が欲しい場面もあったが耐久・素早さに振ったことでかなり使いやすかった。

相手のザシアンをきょじゅうざん+電光石火+ゴツメダメ(+α)で縛る動きが強かった。

 

カイオーガ@食べ残し

あめふらし

205(236)-x-132(172)-170-160-135(100)

熱湯/冷凍ビーム/身代わり/瞑想

H:身代わりのHPが51(ちきゅうなげを身代わりが耐える)

S:最速マンムー+3

B:余り(これだけ振ればトリトドンのA無振り地震を身代わりが耐える)

 

この型のカイオーガであれば技構成はこれでほぼ確定と考える。

上から身代わり・瞑想をする動きが強いと思ったので、耐久を少し削ってかなり素早さに回したが、もうすこし物理耐久が欲しい場面が多かったのでSを無振りサンダー抜きくらいまで落としてBに回しても良かった。(これをする場合防御に上昇補正をかける)

カイオーガを受けに来るトリトドンガマゲロゲ等をはじめ多くの鈍足ポケモンを起点にできる。(ただし、トドン・ゲロゲダイアースを積まれると突破が厳しくなるので一度引いて再展開する)

ナットレイも焼けば起点にできるので、対ナットレイは熱湯の試行回数を稼ぐことを心掛けて立ち回った。

 

サンダー@ゴツゴツメット

静電気

197(252)-x-150(252)-145-111(4)-120

暴風/ボルトチェンジ/熱風/羽休め

HB特化

 

クッション1。

熱風はナットレイ意識。

ザシアンをはじめとする物理アタッカーに後投げして削りを入れ、裏の圏内に入れつつボルトチェンジでサイクルを回す。

火力も低くなく状況次第ではダイマエースにもなってくれる。

役割対象が広くてとても使いやすかった。

 

ヌオー@オボンの実

貯水

202(252)-105-106(4)-x-128(252)-55

地震/欠伸/守る/自己再生

HD特化

 

クッション2。

カイオーガが重いので相手視点見え辛い対策枠として採用。

再戦以外では貯水が考慮されることはなく、ザシオーガに対してeasy winを量産してくれた。

 

霊獣ランドロス@命の珠

威嚇

165(4)-197(252)-110-112-100-157(252)

空を飛ぶ/地震/岩雪崩/草結び

※草結びのダメージを上げる為CもV

AS特化・陽気はホウオウ、ゼクロム等の最速90族意識

 

草結びは水地面勢意識。

最速は相手の最速90族(主にゼクロム)を抜くため。

崩し枠として優秀だったが、受けループにラッキー・ヌオーに加えてテッカグヤ等のランドロス受けを選出されると厳しかったので、一考の余地あり。

 

ポリゴン2@進化の輝石

アナライズ

191(244)-100-112(12)-125-161(252)-72

イカサマ/冷凍ビーム/電磁波/自己再生

※ダイアークのダメージを上げる為AもV

HD特化

 

クッション3。

電磁波はトリックルーム等と選択であるが黒バドのアスビに対して受けだした後ザシアン引き等に負荷をかけられるのが強い。

黒バドをはじめとする特殊禁伝や珠サンダーが重いので採用。

特性は火力重視のアナライズとしたが、ランドロス等に役割を持てるトレースも一考の余地あり。

 

【選出】

・対ザシオーガ

ザシアン+サンダー+ヌオー

 

・対ザシイベル

カイオーガ+ザシアン+サンダー

余りにもカイオーガの通りが悪い場合はランドロスを選出することを検討

 

・対ザシ黒バド

ポリゴン2+ザシアン+サンダー

カイオーガが通っている場合は選出することを検討

 

・対ホウオウ黒バド

カイオーガ+サンダー+ポリゴン2

 

・日ネク入り

カイオーガ+@2

 

ゼクロム入り

ザシアン+ランドロス+@1

 

基本的にはこのように選出したが、相手の構築によっては違う選出をすることもあった。初手出し負けてもケアが効くような選出を心掛けた。

 

【きついポケモン

・吹き飛ばしルギア

無理。最終日めっちゃ当たってほぼ負けた。

 

・瞑想ラッキー

大抵裏にザシアン受けとランドロス受けがいるので、カイオーガで崩すしかない。こちらも瞑想を積みまくったあと冷Bで凍らせてダイスト連打(or急所)で突破する。試行回数を稼げるので思ってたよりは勝てた。

 

【最後に】

レート2000から更に上に行くことを目標としていたので達成できず悔しいですが、禁止伝説2体ルール最後のシーズンで最終2桁と一定の結果を出せたことは嬉しく思います。

今後も自分のペースでポケモンと向き合い、成長していければと思います。

ルールが変わるのでレンタルパーティは公開しませんが、もし使いたい方がおられたらご連絡ください。また、感想や質問等あればそちらもどうぞご連絡ください。(twitter: @charonpoke)

最後になりますが、関わってくださった全ての方に感謝します。ありがとうございました。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

時間を測ることと諦めないこと

S29最終日午前3時ごろ R2000チャレの出来事です。

試合の状況は、以下の通りでした。

・お互いダイマ切り終わった状態で残り試合時間3分強 

・お互い1体ずつひんし(お互いのひんしポケモンのHP実数値の差は少なめと思われる)

・自分:貯水ヌオー(HP満タン)+裏にHP7割ほど残っている珠霊獣ランドロス

・相手:HP5割ほどのスカーフカイオーガ(零度が見えている、この時点で拘ってない)+裏にHP7割ほどのラッキー(こちらのランドの地震2発で縛れている)

この状況で、私はとにかくオーガを削ってHP割合有利を確保したかったので、絶対零度を避けてくれることを願いつつ相手のオーガに対して地震を選択しました。しかし、ここでオーガの選択してきた零度が当たってしまい、ヌオーが倒されてしまいました。相手は一回ラッキーを切ってカイオーガの拘りを解除し、熱湯などの水技でこちらのランドロスを上から縛ることができるので、この試合はほぼ負けであることは明らかかと思います。

しかしながら、私はここで相手視点見えてない可能性のある勝ち筋があることに気付きました。それは、時間切れの際の勝敗判定の仕様を利用することです。つまり、相手のポケモンを1体倒したうえで、私のポケモンの総HP割合が相手のそれを上回っているターンでちょうど試合が終わればこの試合に勝つことができるのです。そして、私はこうした状況を1ターンだけ作れることに気付きました。具体的には、相手が上記の動きをしてきた場合、以下のように時間を使いながらゲームを進めることでこれが可能となります。

1,少し時間を使ってランドロスを繰り出す(この時点で残り3分表示から数十秒経過したくらい)

2,45秒使って地震を選択→引いてきたラッキーを赤ゲージ手前くらいまで削る(この時点で残り試合時間1分30秒ほど)

3,次のターンも45秒使って地震→上からラッキーを倒す(この時点で残り試合時間45秒未満)

4,45秒待って適当に技選択して試合終了、勝敗判定に(こちらのランドと相手のカイオーガ、珠ダメもあって同じくらい削れていたが相手のラッキーがひんしだった為こちらが割合で有利)→判定勝ち

この試合は実際にこの流れに沿って進み、私は2000チャレを通すことができました。

私はランクマに潜る時はだいたい時間を測って対戦をしています。受けループを使っているわけではないため意味のないことのほうが多いですが、今回のように大事な試合でほぼ負けの状況でも時間を測っていたからこそ勝ち筋があることに気付いて、結果勝てることもありますし、それをこの試合を通じて改めて実感しました。もしこの試合に負けていたらずるずる溶かして前期2000達成できてなかったかもしれないと考えるとぞっとします。

最後に、これは自戒を込めて、という面が強いですが(たまに時間測るのをサボる時があるので)、時間を測ることと不利な状況でも諦めずに勝ち筋を追うことはかなり大事だ、ということを心に留めておこうと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

(※この記事はスカーフカイオーガに零度を採用することを批判するものでは全くもってありません。)

【S29 最終72位(R2003)】 上振れザシオーガ

 

こんにちは、かろんと申します。

 

初めての最終2桁及び3度目のR2000(最終だと2度目)を達成することができたので記事を書きます。読んでいただけると嬉しいです。

 

 

【結果】

TN:ソード 最終72位(R2003)

 

 

【使用構築】

 

 

【コンセプト】

・選出画面で型の誤認を誘い、試合を有利に展開する(相手視点ヌオーがザシアン受け→サンダーは珠アタッカー、ランドは鉢巻orラムorオボン、といったように見えるのではないかと考えた)

・クッション(サンダー・ヌオー・ポリゴン2)で相手のサイクルを疲弊させ、ザシアンorカイオーガを通す

・サイクルが回しづらい相手や受け寄りの構築に対しては、霊獣ランドロスによる崩しを行う

 

 

【構築経緯】

禁止伝説2体ルールが始まってからは対応範囲が広いコスモパワームゲンダイナ+珠イベルタルを軸にした構築を使っていた。S27瞬間R2000、第61回葉桜杯優勝など一定の結果を残すことができたが、如何せん被弾回数が多いことによる急所負けが多く、対戦していてストレスが溜まったため今期は上振れ要素の多いザシオーガを握ることにした。

 

ザシアン・カイオーガに加え、相手のザシアンに強めのHBサンダーまではすぐに決まったが、相手のカイオーガが重いと感じていた。そうした中で、前期最終37位のSHOGINGさん(リンク:https://shoging1.hatenablog.com/entry/2022/04/01/223449)がカイオーガ受けに貯水HDヌオーを使われていたことを知り、試しに構築に入れてみたところ、貯水が全く考慮されずザシオーガにeasywinを量産することができたので即採用した。以上の4体では、受けループやラッキー+ヌオーの並びを崩すのが難しかったため、これも先ほどの記事も参考にしつつ補完枠として命の珠霊獣ランドロスを採用した。最後に、この5体では黒馬バドレックスがかなり重く、また珠サンダーの初手ダイマックスで試合が崩壊したため、それらに強くクッションとしても使えるHDポリゴン2を採用し、構築が完成した。

※SHOGINGさんにブログの紹介許可をいただきました。ありがとうございました。

 

【個体紹介】

ザシアン@くちたけん

ふとうのけん

197(236)-220(76)-136(4)-x-137(12)-191(180)

巨獣斬/じゃれつく/炎の牙/電光石火

A:11n・最低限の火力・HB特化サンダーが+2巨獣斬を確定で2耐え(メタモン意識)

S:準速スカーフウオノラゴン(75族)抜き

H:できるだけ高く

 

技構成はタイプ一致の巨獣斬・じゃれつくと裏のポケモンと合わせて縛れる範囲の広がる電光石火は確定。残り1枠は色々試したが、構築単位で呼ぶナットレイへの打点が欲しいこととザシアンかカイオーガのどちらかにヌケニンへの打点を入れておきたかったので、上にあげたSHOGINGさんの記事も参考にさせていただき、最終的に炎の牙となった。

Sラインに関しては陽気ザシアン以外には大体上を取れていたが、稀に意地個体と思われるザシアンにも抜かれていることがあったので、もう1,2増やしても良かったのかもしれない。

 

カイオーガ@突撃チョッキ

あめふらし

185(76)-x-111(4)-220(236)-161(4)-134(188)

潮吹き/熱湯/雷/絶対零度

C:ほぼ特化(11n)

S:準速マンムー抜き抜き

H:余り

 

技構成は潮吹き・熱湯・雷までは確定で、ラスト1枠に絶対零度を採用した。これは、氷技を打つ機会が少なかったことと、相手のカイオーガ対策枠やコスモパワームゲンダイナにワンチャン掴むためである。しかし、命中20%に賭けるのは長い目で見れば明らかに分が悪いと考えたため、できるだけ零度を打たなくてもいいような選出・立ち回りを心がけた。(その為、カイオーガの通りが良い構築に対しても選出しないことは結構あった。)零度を採用したお陰で掴めた試合もあったので打ち分けられる型であれば採用するメリットも少しはあるのかもしれないと思った。

 

サンダー@ゴツゴツメット

静電気

197(252)-x-150(252)-145-111(4)-120

暴風/ボルトチェンジ/熱風/羽休め

HB特化

 

技構成は暴風・ボルトチェンジ・羽休めまでは確定でラスト1枠は電磁波等と悩んだがナットレイ・ザシアン意識で熱風とした。無限にザシアンに後投げしていっぱい静電気を引いてくれたし、暴風混乱で多くの不利な状況を打開してくれた。そして受け寄りの選出をした時にはダイマエースにもなってくれた。結局サンダーが最強ポケモン

 

ヌオー@食べ残し

貯水

202(252)-105-106(4)-x-128(252)-55

地震/欠伸/守る/自己再生

HD特化

 

本構築のMVP。貯水が再戦以外考慮されず、多くのカイオーガをカモることができた。ザシオーガに対してザシアンを初手に投げ、ほぼ初手に置かれる相手のカイオーガに対してヌオーに引く動きが安定する(この場合の相手の初手の行動はダイストリームor HBサンダーに引く、スカーフなら潮吹き、なので)。よって、相手がダイマックスを切ってくれれば欠伸でほぼ勝ち、サンダー等に引かれてもこちらもHBサンダー引きから試合を展開することができるのでゲームプランが組み立てやすかった。ザシアンの特化+1じゃれつくをほぼ耐えるのも地味に偉かった。どうでもよいが、2000チャレの試合、相手のスカーフオーガの零度で飛んでいった時は絶望した。

 

霊獣ランドロス@命の珠

威嚇

165(4)-197(252)-110-112-100-157(252)

空を飛ぶ/地震/岩雪崩/草結び

※草結びのダメージを上げる為CもV

AS特化・陽気はホウオウ、ゼクロム等の最速90族意識

 

崩し枠の珠ランド。多くの受けループやラキヌオを破壊してくれた。ザシアンが苦手な日食ネクロズマカイオーガが苦手なゼクロムに対しても強いのが偉く、構築の補完としてピッタリだった。ヌオーをはじめとする草4倍勢意識での草結び採用となっているが、ダイウォールをしたい場面もあったこととコスモパワームゲンダイナがきつかったことから剣舞でもよいのかもしれない。

 

ポリゴン2@進化の輝石

アナライズ

191(244)-100-112(12)-125-161(252)-72

イカサマ/冷凍ビーム/電磁波/自己再生

※ダイアークのダメージを上げる為AもV

HD特化

 

珠サンダー・黒バドレックス意識での採用。技構成は黒バド意識のイカサマ、サンダー等への冷凍ビーム、自己再生までは確定で、残り1枠はジガルデ等意識でまるくなるも検討したが黒バド対面で裏に対して押せる電磁波を採用した。初手ザシアン黒バド対面で巧まれ、次ターンにポリ2を投げたら引き読みで+2ダイサイコを打たれて試合が崩壊することがそこそこあったものの、しっかりと活躍してくれた。あまり当たらなかったがWキュレム、レシラム等に強めなのも良かった。(Wキュレムが零度を持っていればその限りではないが…)

 

 

【選出】

・対ザシオーガ

ザシアン+サンダー+ヌオー

 

・対ザシイベル

カイオーガ+ザシアン+サンダー

余りにもカイオーガの通りが悪い場合はランドロスを選出することを検討

 

・対ザシ黒バド

ポリゴン2+ザシアン+サンダー

カイオーガが通っている場合は選出することを検討

 

・対ホウオウダイナ・ラキヌオなどの受け系統

ランドロス+@2

 

・対日ネク入り

ランドロスorカイオーガ+@2

裏次第ではランドオーガを同時選出することも。

 

・対ゼクロム入り

ザシアン+ランドロス+@1

 

基本的にはこのように選出したが、相手の構築によっては違う選出をすることもあった。ザシオーガを同時選出することは少なく、特にカイオーガは選出率が低めであった。どうしてもサイクルを回せそうにない構築にはザシオーガランドと対面的に選出することもあった。初手出し負けてもケアが効くような選出を心掛けた。

 

 

【最後に】

長い間目標としてきた最終2桁を達成できてとても嬉しいです。最終日は1900くらいからのスタートでしたが、上振れにも恵まれて目標を達成することができました。ポケモンたちが本当に頑張ってくれたと思っています。

5月は最終日の夜潜れないことが決まっており、そういった意味でも時間にある程度余裕があった4月シーズンで最終2桁を達成できて本当に良かったです。

今後は(私にとっては高いものですが...)最終1桁を目標にしつつ、自分のペースでポケモンと向き合っていけたらと思います。

しばらくはレンタルパーティを公開しておくので、良かったら使ってみてください。感想や質問等あればお気軽に連絡ください。(twitter:@charonpoke)

最後になりますが、関わってくださった全ての方に感謝します。ありがとうございました。特に、twitterでおめリプをくださったりふぁぼってくださった方、本当に嬉しかったです。重ねてお礼申し上げます。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

【S23使用構築】 真・ザシメタ対面構築 【最終217位(R1981)】

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こんにちは。最終2桁という目標には届きませんでしたが一応自己最高順位っぽいので備忘録的に記事を書くことにしました。前期使っていた構築(https://charonpoke.hatenablog.com/entry/2021/10/02/202023)に少し手を加えただけなので、今回はあまり詳しく書きませんがもし良かったら読んでください。

 

結果

TN:kemi 最終217位(R1981)

 

 

使用構築

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コンセプト

ザシアン+相手の伝説枠(メタモン)のパワーを押し付ける

 

 

構築経緯

前期R2000を達成した「ザシメタ対面構築」(リンク:https://charonpoke.hatenablog.com/entry/2021/10/02/202023)をベースとする。前期の選出の軸となっていたザシアン、メタモン、サンダー、Gヒヒダルマまでは続投。このままでは黒馬バドレックスとカイオーガが重いので、対策枠としてチョッキ悪ウーラオストリトドンを採用して構築が完成。

 

 

固体紹介

ザシアン@くちたけん

ふとうのけん

187-242-136-x-137-181(H156A236+B4D12S100)

きょじゅうざん/じゃれつく/インファイト/ワイルドボルト

前期と同じ調整で使用。言わずと知れた最強ポケモン。最終日に色固体に変えたがじゃれつくを外しまくったり痺れまくったりしたので通常色のままでよかった。

 

 

サンダー@アッキの実

静電気

197-x-149-146-111-121(H252B236C4D4S4)

暴風/放電/身代わり/羽休め

前期と同じ調整で使用。特に言うことは無し。無難に強かった。ただ、HBサンダーミラーの際相手のサンダーにSが負けているとかなり不利になってしまうのでもう少しSに振っても良かった。身代わりは毒毒や宿り木カットに有用であり役に立つ場面も多かったが電磁波が欲しい場面も多かったので変更するか最後まで悩んだ。(電磁波採用の場合は放電→10万、とする)

 

 

ヒヒダルマ(ガラル)@拘り鉢巻

五里霧

181-211-77-x-83-138(H4A252+B12D83S212)

氷柱落とし/フレアドライブ/地震/岩雪崩

前期から調整を少し変えた。SとBを落としてAとDに割いた。サンダーのC252熱風程度なら大体一発耐えてくれる。ザシアン対面で氷柱押していたらS22では大体裏のサンダーやカバルドンが飛んでいっていたが、S23ではみんな巨獣斬押してきてダルマが飛んでった。やめてくれ。今期の要検討枠。

 

 

メタモン@気合の襷

かわりもの

H252B4D252+S-※ミラーでSが遅い方が有利(相手のメタモンをコピーしていない場合、「へんしん」を押せる)なので、Sに下降補正&S個体値7or8

変身

前期と同じ調整で使用。打ち分けられるメタモンは最強。アタッカーだけでなくコスパムゲンダイナ等の耐久ポケモンをコピーしてTODしたりなど柔軟な立ち回りができる。スカーフだと勝ってた試合を落としたりもしたがスカーフでは負けていた試合を拾えたことの方がはるかに多かった。

 

 

悪ウーラオス@突撃チョッキ

不可視の拳

175-198-120-x-110-122(A236+D236S36)

暗黒強打/インファイト/ストーンエッジ/不意打ち

黒馬バドレックス対策枠。C252アストラルビット+ドレインキッス確定耐え。S36はS4振りサンダー抜き。黒バドだけではなくレシラムやWキュレム等のマイナー伝説や他で見ることのできない特殊ポケモンに対する相手から見えない駒として活躍してくれた。

 

 

トリトドン@食べ残し

呼び水

217-x-105-118-124-60(H244B132C44D84+S4)

熱湯/大地の力/自己再生/欠伸

カイオーガ対策枠。といいつつ終盤増えていた残飯身代わり瞑想型には勝てないばかりか他のポケモンにもそれほど強いわけではない。それに加えて私があまりこういう類のポケモンを使い慣れていなかったせいでプレミして負けるわ、挙句の果てには役割対象のオーガに凍らされて負けるわで散々だった。この枠は貯水ウオノラゴンとかで良かった。ぽわーぐちょぐちょ。

 

 

最後に

最後のダイマなし竜王ルールのシーズンということで最終2桁を目指して潜っており、あと2,3勝というところから勝ち切れずに終わってしまい悔しさだけが残った。ただ、ルール自体はとても面白いもので、またこの環境でランクマができることを切に願っている。

ここまでお読みいただきありがとうございました。何かございましたらお気軽にご連絡ください。