【S22使用構築 】ザシメタ対面構築【最終292位(R2002) 】

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結果

TN:kemi 最終292位(R2002)

 

 

使用構築

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コンセプト

カバルドン+ザシアン+ウオノラゴンの並びで相手の選出に圧をかけつつ、こちらのザシアンorメタモンを通す

 

 

構築経緯

前期結果を残した「カバザシノラゴン」の並びは相手に与える選出圧力が高く、やることがばれていても一定の強さはあると考えたため、この3体を軸に構築を組むことにした。次に、ザシアンを相手のメタモンにコピーされた時の対処として、アッキサンダーを採用。加えて、有利対面を取った時のアドが大きく、受けループにも強い鉢巻ガラルヒヒダルマを採用。最後に、カイオーガ軸や黒バド軸に対してカバザシノラゴンしか解答が無いことが弱いと考えたので、行動保障があることに加え、打ち分け可能で、不利な展開でも5割の運ゲーに持ち込める襷メタモンを採用し、構築が完成した。

 

 

固体紹介

ザシアン@くちたけん

ふとうのけん

187-242-136-x-137-181 (H156A236+B4D12S100)

きょじゅうざん/じゃれつく/インファイト/ワイルドボルト

前期の結果を踏まえてHAザシアンのSラインが上がると予想したため、耐久を少し削って前期3位の方のザシアンよりS実数値を2高くする調整とした。大体の耐久振りザシアンを抜くことができたためこの調整で良かったと思う。パワーが桁違いであり、それ故にできるだけ選出したかったので積み技や石火よりも技範囲を優先した。おかげでほとんどの試合で選出することができた。破格の種族値に加え場に出た時にA+1という驚異的な特性をもつザシアンはあまりに強く、その性能を遺憾なく発揮してくれた。相手のパーティによって初手に出して荒らしてから裏で詰めるか、また後発で選出して詰めとして使うかを決めていた(どちらかというと前者の使い方が多かった)。

 

 

カバルドン@オボンの実

すなおこし

212-132-181-x-101-64(H228B212+D68)※S個体値24(妥協)

地震/ステロ/あくび/ほえる

シリーズ8で使用しボックスに眠っていた固体を流用したもの。「ほえる」は「ふきとばし」のほうが良いはずなのだが育成した時遺伝させるのが面倒くさかったのであろう。A特化ザシアンの+1きょじゅうざんをオボン込みで超高乱数2耐え、陽気A+3ザシアンのきょじゅうざんを確定耐え。テンプレ技構成で特に書くことはないが、無難に強かった。「ほえる(ふきとばし)」の枠は「なまける」との選択であるが積み構築が多く、ダイマで無効化されることのない現環境では前者のほうが良いと考える。カバノラゴンを選出した時は削られていても安易に切らない方が良い場面が多かった。また、カバルドンを構築に入れておくことで「カバノラゴン」を選出しなかった際に重いヌケニンが全く選出されなかったのも地味に強かった。

 

 

ウオノラゴン@命の珠

すなかき

165-156-120-x-101-127(A252+D4S252)

えらがみ/逆鱗/地震/岩石封じ

すなかきウオノラゴンは拘っていない方が強いと思ったため、打ち分けできる命の珠型で採用した。その分耐久が脆くなると等の欠点はあったが、メリットの方が大きかった。「地震」の枠は相手の補助技を咎められる「身代わり」のほうが強いかもしれない。レヒレトリトドンなどウオノラゴンメタのポケモンが増えていたことや砂ターンの管理が難しかったことから最終日は「カバノラゴン」の並びは刺さっているとき以外ほとんど選出しなかったが、相手の選出を見る限りではかなりウオノラゴンを意識させることができていたと感じたので構築に入れているだけで強かった。

 

 

サンダー@アッキの実

静電気

197-x-149-146-111-121(H252B244C4D4S4)

暴風/放電/身代わり/羽休め

HBサンダーミラーはボルチェンが無いため速い方が強いと考えSに4振り。また、Dに4振ることでC4振りトリトドンの熱湯を身代わりが5/16で耐えることができる(Dに振っていないと1/8でしか耐えない)ためBを1削った。ザシアンやザシアンをコピーされたメタモンに強いのはもちろん、ウオノラゴンが呼ぶレヒレに強いのも良い。耐久ポケに対しても身代わりで毒々や宿り木を咎めることができ、さらには本来不利寄りのトリトドンに対しても(熱湯の乱数次第ではあるが)数的有利を取った後そのままTODを狙うといった動きも可能であるのが偉かった。

 

 

ヒヒダルマ(ガラル)@拘り鉢巻

五里霧

181-204-86-x-76-142(H4A204+B84D4S212)

氷柱落とし/フレアドライブ/地震/岩雪崩

B振りは珠ゴリランダーのGF下グラスラ確定耐え調整。不一致抜群くらいは1発耐えてくれるくらいの耐久はある。五里霧中+鉢巻で火力がとても高く、有利対面を取った時のアドがかなり大きい。相手が氷柱に後だしできるポケモンを選出できていない場合、このポケモン1匹で受けループが崩壊する。火力最強ポケモンだった。難点としては、鉢巻がばれると弱いことと技外しが負けに直結することである(最終日も技外しに泣かされました)。

 

 

メタモン@気合の襷

かわりもの

H252B4D252+S-※ミラーでSが遅い方が有利(相手のメタモンをコピーしていない場合、「へんしん」を押せる)なので、Sに下降補正(但し、最遅は妥協。S個体値7or8。)

変身

ザシアン(しかもA+2)になれる最強ポケモン。実質伝説枠2体目。ザシアンで相手を削った後メタモンで相手の伝説枠をコピーしてそのまま詰める、という立ち回りが多かったが初手にザシアンを出してきそうな構築に対してはこちらも積極的にメタモンを初手に出した。「襷だと5割の運ゲーでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれないが、それ以上に打ち分けできるメタモンが考慮されない立ち回りをされることが多く、打ち分けできることのメリットが大きかったので個人的には襷の方が強いと思った。また、不利な構築・状況においても同速に勝てば勝ち、という場面も少なからずあり、そのような場面で相手に5割の負け筋を押し付けることができる点も強いと考える。

 

 

選出

構築を組んだ当初は「カバザシノラゴン」の並びを選出することが多かったが、順位が上がるにつれて、また終盤に近づくにつれてメタが張られている場合が多くなってきたと感じたので、他の4体の内から3体選出することが多々あった(あまりにもカバザシノラゴンが刺さっている場合にはこの3体を選出した)。ヒヒダルマが刺さっていればヒヒダルマザシアン+サンダーorメタモン、そうでなければザシアンサンダーメタモンという選出が多かった。

 

 

重いポケモン

カイオーガ

重すぎてマジでどうするのって感じだった。メタモンカイオーガをコピーして運ゲー仕掛けてた(ごめんなさい)。カバノラゴンを選出しないならウオノラゴンを「ちょすい」で採用しても良かった。マッチングしないことで対策としていた。

 

・レシラム軸

数は多くなかったが、当たった際ほとんど勝てなかった。相手が少し耐久に振っているだけでザシアンの攻撃を耐えられ、返しの炎技で倒されるのでなかなかに厳しい。メタモンでレシラムをコピーしてワンチャン掴みにいっていた。

 

マンムー

ザシアンやザシアンをコピーしたメタモンで対面負けるのがしんどいと感じた。さらに、これらの2体と合わせて選出することが多かったサンダーに対しても有利を取られてしまい対処が難しかった。襷を削ることさえできればザシアンで勝てるので相手にマンムーがいる場合はそれを意識して立ち回った。

 

 

最後に

初めてR2000を達成することができたので記事を書きました。最終日は何度も4桁まで溶かしてしまい半ば諦めかけていましたが最後の最後で上振れを引き、何とか滑り込むことができました。ポケモン対戦を始めてからR2000が目標の1つであったので、今回それが達成できてとても嬉しいです。今後どれくらいポケモンをやるか分かりませんが、最終2桁やR2100などを目標にしつつ自分のペースで向き合っていけたらなと考えております。

レンタルパを公開しておきますので良かったら使ってみてください。(もしかしたら突然公開終了するかもしれませんが。) また、感想や改善案などなど何かございましたらご連絡ください。

ここまで読んでいただきありがとうございました。