【S21使用構築】黒バド軸前のめり蜻蛉ボルチェンサイクル【最終760位(R1919)】

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結果

TN:おとは 最終760位(R1919)

 

 

使用構築

 

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コンセプト

蜻蛉返り+ボルトチェンジのサイクルで相手を削りつつ刺さっているポケモンを通す

 

 

構築経緯

行動保障のある襷黒バドレックスを軸とし、黒バドが苦手な悪ウーラオスバンギラスに強いポケモンとしてHBゴツメサンダー・命の珠ゴリランダーを採用。これではカイオーガが重かったので水技を1/4で受けることができ、低速ポケモンにもめっぽう強い鉢巻ウオノラゴンを採用。また、スカーフ枠としてザシアン・黒バドの上から動け、蜻蛉返りでサイクルを回すことのできるエースバーンを採用。最後に、受けループが少し重かったので対策枠として帯テテフを採用。

 

 

固体紹介

ゴリランダー@命の珠

グラスメイカ

H12A252+B4D4S236

グラススライダー/叩き落とす/馬鹿力/剣舞

恐らくテンプレ調整。先制で高威力を押し付けることができ、技の打ち分けができるのが強かったが、カイオーガ軸以外にあまり選出しなかった。カイオーガ対面は叩き落とす安定(とか言ってたら終盤で居座り冷B押されて壊滅した試合があった)。サンダー、カイリューなど明確にきついポケモンがいるのが欠点か。もっとうまく使ってあげたかった。要検討枠。

 

サンダー@ゴツゴツメット

静電気

H252B252+S4

暴風/ボルチェン/電磁波/羽休め

悪ウーラオスに後投げしてそこからボルチェンして有利対面を作ったり、ランドロス交換読みの暴風を押したりする動き、また、相手の速いポケモンに対して電磁波で麻痺を入れてウオノラゴンの一貫を作る動きが強かった。静電気+暴風は運要素高めで嫌われがちではあるがそれでもかなり強力であると感じた。

 

カプ・テテフ@達人の帯

サイコメーカー

H108C252+S148

サイコキネシス/ムーンフォース/気合玉/挑発

受けループに投げていた。火力の無いムゲンダイナの毒技なら耐えることができ、サイコフィールド下のサイキネで確一。イベルタルに対しても悪の波動を耐えて返しのムーンフォースで倒せる(怯んだら負け)。その他、バンギラスドヒドイデ等にも強く出ることができる。相手が拘り一点読みの行動をしてくることが多く、技を打ち分けられるのがとても強かった。

 

ウオノラゴン@拘り鉢巻

頑丈顎

A252+B4S252

えらがみ/逆鱗/サイコファング/寝言

先制鉢巻えらがみの火力が想像以上に高く、半減でも受かるポケモンは少ない。有利対面を作ることで相手の受け出しを許さないという点が非常に強かった。一方で、貯水や乾燥肌等水無効のポケモンヌケニンに対しては無力なので、選出画面で相手にそれらがいた場合は選出しない場合もあった。個人的にはヌケニンと天然採用が多い中の貯水ヌオーがかなり厄介であると感じた。

 

エースバーン@拘りスカーフ

リベロ

A252+D4S252

火炎ボール/飛び膝/ダストシュート/蜻蛉返り

スカーフ枠として始めはメタモンを使っていたが、安定感に欠け運用が難しかったため、ザシアンや黒バドの上から動け、蜻蛉返りで対面操作もできるエースバーンに切り替えた。ザシアンに上から弱点をつけるのが何といっても一番強い。また、黒バド対面もこちらのスカーフがばれていない場合は相手が不意打ち警戒の動きをしてくることが多かったので、そこに蜻蛉を合わせてサイクルを回す動きが強かった。しかし、命中不安を連打しなければならず、技外しには最終日まで泣かされた。

 

黒バドレックス@気合の襷

人馬一体(黒の嘶き+緊張感)

C252D4S252+

アストラルビット/サイコショック/ドレインキッス/挑発

本構築の伝説枠。初めは身代わり悪だくみ型で使っていたが、悪ウーラオスに打点がないことや行動保障がないことで安定感に欠けたため、持ち物を襷に変更し、ドレインキッスを採用した技構成に変更した。悪・霊にめっぽう弱く、相手のパーティにも黒バドメタのポケモンがほぼ必ずと言っていいほど採用されていたので、そのようなポケモンと対面させないような慎重なプレイングが要求されるのが厳しい点であったが、そうしたポケモンを裏で処理できた場合には上から高火力の一致技を押し付けることができ、非常に強かった。なお、補助技で挑発を採用していたがこれは要検討。刺さる場面もあるにはあったが無難に悪巧みのほうが強いと思われる。

 

 

選出

・対ザシアン軸

エースバーン+黒バド+サンダー(ウオノラゴン)

黒バドメタのポケモンを蜻蛉・ボルチェンでサイクル回しつつ削って黒バドorエスバを通す。(ポリ2 重い...)

 

・対黒バド軸

エースバーン+黒バド+サンダーorゴリランダー

相手の黒バドに受け出せるポケモンがいないので不利寄り(欠陥構築)。エスバとゴリラは相手の黒バドの上から動けるのでその2体で削ることを意識する。黒バドの襷は大事にする。同速は気合で勝つ()。(来期はもう少し黒バド対策考えます...)

 

・対カイオーガ

ゴリランダー+ウオノラゴン+サンダー

安定行動してるだけで大体勝てます。サンダーと相手のカイオーガを対面させないように立ち回る(若しくはカイオーガ交代に電磁波を合わせる)。

 

・対受け構築(ムゲンダイナ、イベルタル)

テテフ+刺さっているポケモン2体

テテフで荒らす。相手のムゲンダイナがCに振っていないことやイベルタルの悪の波動で怯まないことを祈る。テテフが通ってeasy winもらえた試合がかなりあった。

 

・対ムゲンダイナ軸(受け除く)

黒バド+ウオノラゴン+サンダー

サンダーと相手のムゲンダイナを対面させないように立ち回る(若しくはムゲンダイナ交代に電磁波を合わせる)。間違ってもテテフ出してはいけません、火力アップアイテム持っているムゲンダイナであれば毒技で上から殴られて負けます。

 

・対ゼルネアス軸

エスバ+黒バド+刺さっているポケモン

ゼルネアスはエスバのダストシュートで処理。ジオコンをできるだけ積まれないようにする(むずい)。

 

 

重いポケモン

黒バド、ポリ2、イベルタル...等々

黒バドに後投げできるポケモンを入れておくべきだと強く感じました。来期は何かしら採用すると思います。ポリ2は固すぎ、どうにかしてほしい。イベルタルは...黒バド採用なので不利構築だと思って割り切っていました。

 

 

最後に

1919と高くはないですが一応最高レート更新+3度目の最終3桁ということで初めて構築記事を書いてみました。何か感想などあれば教えていただけると嬉しいです。また、(この構築そんな強くないですが)もしレンタルパーティを使いたいという方がいらっしゃいましたら個別にご連絡ください。

ここまで読んでいただきありがとうございました。